活動記録
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NPOの活動
私たちの活動は、其々の人生学に基づいた自由な発想を基におもい想いの活動を通して社会貢献することにあります。
一般的な高等教育機関などでは専門的な技術を学ぶことはできますが、その技術を生かす為の思考(こころ)までは教えてはくれません。
そこで、とちぎ生涯学習研究会では、活動を通して物事に対しての考え方をはじめとした「こころ」を 学習してもらい
現代社会に対応できる人材育成と次世代の健全なる社会形成に貢献できる『ひと』創り(育成環境の構築)を行っております。
好奇心旺盛なスタッフをお待ちしております。 共に学び・共に笑い・共に感動し、そして其々の好奇心から生まれた活動が、将来の活きる糧(人間形成)と成り得ることを私たちは信じています。 NPO活動に参加したい方!お気軽にお問い合わせください。
2014年2月26日〜:どんぐりから苗木1本運動全国キャラバンin北海道
国立北海道大学と旭川市の協力の下、記念植樹を行って参りました。
北海道大学では「エルムの森」を舞台に、北海道大学の環境保護サークルFFF(スリーエフ)代表をお招きし、ニコニコ生放送で「どんぐりラジオin北海道大学」を配信しました。
旭川市では、国内最北端にある旭山動物園の協力の下、動物園内に記念植樹を行って参りました。
記念植樹の場所は、旭山動物園東門から入り、階段を下りる途中左側に、柴田代表からのメッセージが込められた苗木が植えられています。 みなさん。旭山動物園に行った際には、苗木の成長過程をメールでお知らせください。(よろしくお願いします。)
この度、快くご協力いただいた北海道大学の関係者各位ならび旭山動物園の皆様、本当にご協力ありがとうございました。(柴田)
放課後児童クラブ「アフタースクール寺子屋 」 2014
4月10日:栃木県立宇都宮白陽高校のご協力のもと非難訓練を行いました。
行政の協力のもと宇都宮市の施設に学び舎を移して3年、皆様に支えられながら多くの生徒をお預かりしております。 ※(当団体は、栃木県ならび宇都宮市教育委員会の後援を受けております。)
東日本大震災で転居を余儀なくされたご家庭をはじめ、共働き家庭で子供達との係わりが希薄になりかけていたご家庭など 、様々な悩みを持ったご家庭の生徒をお預かりし、ひとり一人にあわせた創育活動に力を入れ、理論的、且つ実証的に 子ども達の未来を探って参ります。 ひとは生涯において、色々な世界や沢山の人たちと出会い、「新しい自分」を創りあげていきます。 私たちは、いつの間にか能力や価値観を身につけているように思いますが、実際には、さまざまな発達のメカニズムが はたらいているのです。子供達の発達は、社会や文化のありようと無関係ではありません。 インターネット時代の子どもは、親の世代とはコミュニケーションのとり方も、身につける知識や技術も大きく変わっているはずです。 寺子屋では、このような社会・歴史的な観点から、子供達の発達とその条件について考案し、社会がかかえる問題の解決策に寄与して参ります。最初に、避難する上で大切なことをみんなで確認し、避難訓練は地震と、その後に起こった火災を想定して行いました。
高学年の子ども達は他の子を気遣いながら行動でき、低学年の子ども達は周りの動きにしっかりとついていくことができました。
今回行ったことを忘れず、これから起こる災害に備えて、自分の身を自分で守れる力を身につけてほしいと思います。
2014'学生の力で緑を育てる植樹活動in日光がスタート!
4月26日:今年で11年となる植樹活動では学生を中心に親子連れが参加しました。
「どんぐりから苗木1本県民運動」では、現代社会と人を取り巻く環境、そして自然・動植物が共生できる社会創りを目指す 生きる力・生かされる力の創育が目的で柴田法幸代表が考案しました。どんぐりは、次代を担う子供達と同様に様々な困難を経験しながら 成長していきます。こうした成長過程は人間にも通じるものがあります。家族が一丸となってどんぐりを育て(承認)、 個々の責任において(責任)、どんぐりの世話をし(仕事)、成長する姿を家族で喜び合い(成長)、 共に育った苗木を植樹する姿(達成)は、子供の成長過程を家族全員で応援し、育て上げる姿と一緒で、 どんぐりを育てることで家族の絆が深まり、家族全員が心身ともに成長していく姿(昇進)を表しております。 家族での協働作業は、家族の絆を深めるだけでなく、厳しい社会の中で生きていくための知恵や経験を積む予行演習にもなります。 この活動を通して、働くことの大切さや責任感、達成感を感じ、様々な困難を乗り越え社会に貢献できる人材 育成へと繋がる事を期待します。
今回は募集定員を超える参加者に十数年積み重ねてきた、私達の苦労が報われた気がしました。
参加者の方々は、茶色いはげ山を目にして驚いたり、野生のシカを見て感動したり… 自然に対し、純粋に興味をもってくれたようでとてもうれしかったです。 これから未来を担う若い世代にこそ、「地球の未来の姿」といわれる足尾の現状を知り、 自分たちを生かしてくれているこの地球がどれだけ傷ついているか感じ取り、 「自分たちがなんとかしていかなくては」と、そんな気持ちになってほしい。 それだけでなく、大きな自然に親しみを持ち、その中で楽しくすごしてほしい。 そんな思いを込めたこの活動でした。(渡辺)
今回は7家庭の小学生親子が私達とともに植樹活動に参加して下さいました。 大自然の中で声を掛け合いながら植樹することで、親子の絆を育んで頂けたようです。 今回の負の遺産・足尾での活動をきっかけに、環境問題の解決策を親子で考え、親子で行動へと踏み出してもらえれば幸いです。
子ども達は、慣れない作業にも弱音を吐くこともなく、一生懸命に苗木を植えていました。 中には帰ろうと言われても、時間ぎりぎりまで頑張ったお子様もいらっしゃいました。 植樹をする子ども達の真剣なまなざしに保護者の方や私達は感動するとともに、自分も頑張らなければと奮い立たされました。
800段もの階段を登り、ようやく植樹場所にたどり着きました。 大学生の私でもきつい道のりでしたが、子ども達はしっかりと自分の足で登り切りました。植 樹も自らすすんで取り組み、その行動力にはただただ驚かされるばかりでした。 道中も自然や生き物に関する質問をスタッフに投げかけ、自ら学ぼうとする意志が感じられました。
800段もの階段を登り、ようやく植樹場所にたどり着きました。 大学生の私でもきつい道のりでしたが、子ども達はしっかりと自分の足で登り切りました。植 樹も自らすすんで取り組み、その行動力にはただただ驚かされるばかりでした。 道中も自然や生き物に関する質問をスタッフに投げかけ、自ら学ぼうとする意志が感じられました。
公害による環境破壊の現状を目の当たりにした上で、参加者全員が心をこめて苗木を植えました。 まだまだ自然豊かとはいえない足尾の山ですが、私達が周囲に呼びかけて足尾の現状を知ってもらい、緑の復興に取り組む人を増やしていきたいです。 100年先の未来、私達の植えた苗木が足尾の緑の一部となり、次のいのちを育んでくれることを願っています。(中野)
どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin沖縄
5月2日:沖縄県石垣市のご協力のもと石垣市立大本小学校で記念植樹を行いました。
日本最北端の北海道旭川市にある旭山動物園に続き、日本最南端の沖縄県石垣市で 「どんぐりから苗木一本国民運動」記念植樹を行いました。
はじめに
沖縄県石垣市長からいただいた「どんぐりから苗木一本運動」への暖かいメッセージを大本小学校校長が代読で読み上げました。
この度は、沖縄県石垣市中山市長様をはじめとした関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
沖縄県では、どんぐりの実がなる樹木の記念植樹は過去に前例が無く、樹木の栽培を行っている業者も全くいませんでした。
循環型植樹を提唱する、どんぐりから苗木一本運動では、地域に根付いた文化や伝統そして、樹木のどんぐり(子供)を育て、地域社会に貢献できる 大木(大人)を育てることを、象徴である樹木にたとえているため、地方のDNAを持った樹木を固有種の混在する土壌に植樹することは、生態系保護の性質上 問題があるため、生態系保護の観点から記念植樹をあきらめかけていたそんな中、当団体代表が過去の文献を調べ、沖縄県にも数は少ないが、どんぐりの実のなる樹木 (オキナワウラジロガシ)が植生していることを突き止め、代表自から行政や沖縄県造園建設業協会に掛け合い、記念植樹の実施に漕ぎ着けた。
沖縄県では、どんぐりのなる樹木の個体数も少なく、どんぐりで遊ぶと言う文化は薄らいでおり、子供達もどんぐりに触れる機会がほとんど無いといわれている。 そのような地域にあって、どんぐりから苗木が育ち、大木まで成長することすら知らない子供も多い。 その成長した大木は、地球の葉脈となり、人類そして野生動植物の生きる源へと変貌を遂げ、朽ち果てるまで地域を支え続けていく柱(人間)となる。
ちなみに沖縄県の代表的な建造物「首里城」の柱もオキナワウラジロガシが使われている。
沖縄県の最高峰「於茂登(オモト)岳」の麓にある自然豊かな緑に包まれた大本小学校で記念植樹を行いました。 こちらの小学校は、野鳥観察を30年継続して行っている学校らしく、今年環境省から表彰を受けるそうです。 児童は全学年合わせて10人。(素晴らしい校長先生をはじめとした職員の皆様に感謝!)
当団体が手作りで作った絵本「どん君の夢」・「グリ君の冒険」をどんぐりの苗木と共に、大本小学校に寄贈しました
当日は、八重山毎日新聞様と八重山日報のメディア二社の取材を受けました。翌日の新聞にカラーで大きく報じられている 記事に驚きました。
小学校の子供達におもい想いの気持ちを込めて苗木を植えてもらい、最後に校長先生と柴田代表が真心を込めて苗木に土を盛りました。
どんぐりから苗木一本運動発祥の地で・・・(栃木県)
5月10日:親子で力を合わせてどんぐり畑の草むしりを行いました。
「どんぐりから苗木一本運動」は、そのふるさとの地に根付いたどんぐりの木からどんぐりを拾い、どんぐりを苗木まで育て、どんぐりを拾ったふるさとの地へ回帰させる循環型植樹活動を指します。 地域の優秀な人材が都会へと移り行く中で地域の財産でもあるどんぐり(子供達)を創育させるという大きな目的も循環型植樹活動には含まれている。 心身ともに伴った子供達を地域で創育し地域発展に寄与できる人材を確保する為、幼少期から青年期まで地域で学び育てることにより、地域への愛着が湧き将来の人材確保にも繋がる。 どんぐりから苗木まで育てる上で、必要な手入れ(子供達を創育する環境と同じ)、肥料(子供達に与える知識と教養)をあげたり苗木を支える支柱(存在意義の定着)を立てたり、 草むしり(直面した問題を解決する能力の発掘)などの作業も行っています。 どんぐりを畑に蒔くだけでは体験できない、手間のかかる作業を親子で行ってもらうことで、子どもたちに生命を大切にする心(生きる力・生かされる力)を養ってもらいます。 また、今回は草むしりをする前に、農学部の学生による雑草についての授業も行い、草むしりをする意義を理解してもらいました。(高宮)
どんぐりを植えてから一年目の苗木(どんぐりの木のあかちゃん!)は、とても小さく念入りな草むしり(お父さんお母さんの愛情)が必要となります。
二年目の苗木は(お父さんお母さんの愛情をたっぷりうけて)、大きなもので50cmほどの大きさになり、青々とした葉をたくさんつけるようになります。
多くの親子連れのおかげで、始める前は雑草の生い茂っていたどんぐり畑も、苗木が成長するのに適した、きれいな畑にすることができました。
三年目の苗木は(草むしりをしてくれたみんなやお父さんお母さんの愛情をたっぷりうけて)とても大きくなり、1mをこえるものもあります。 ここまで育てた苗木をふるさとの山に還し、そこにどんぐりが実る(孫ができる)ことで「どんぐりから苗木一本運動」のサイクルが周り始めます。
そして「どんぐりから苗木一本運動」を通して学んだ経験を生かし、みんなが育った心のふるさとに何れ回帰し社会の為、 そして人と動植物が共生し、次代を担う子供達の未来を創育して行かなければなりません。
5月31日:第6回:親子で学ぶ「親子の絆を深める植樹ツアー in日光」(栃木県)
どんぐりから育て上げた苗木を故郷の山に帰しました。
澄み渡る青空の下、多くの小学生親子や学生が、世界遺産を有する日光市の足尾で植樹活動を行いました。初めて足尾を訪れた参加者も多く、 世界遺産・日光東照宮を有する日光市の別の顔に驚いていました。101年前の鉱毒事件により緑を失った山々に、私達がどんぐりから育てた苗木 (2010年秋に関東森林管理局の許可をもらい奥日光の国有林で採取してきたどんぐりもここまで大きくなりました。) その苗木を奥日光の荒れ果てた足尾の山に緑の再生を願い植樹しました。
緑の再生を願った親子連れが、お父さん、お母さんと力をあわせて、どんぐりから育てた苗木を愛情込めて植樹しました。
このたびの植樹では、どんぐりから育てた苗木以外にも馬酔木(なんと読むか分かりますか?)を植樹しました。 馬(足尾の場合、鹿などの野生動物)が食べると酔ったようにふらついてしまうので、このように書くそうです。 そのため野生動物の食害にあわずに大きくなることができるそうです。
今回植えたどんぐりの苗木のふるさとは、奥日光の国有林です。宇都宮にあるどんぐり畑で大切に育てられ、 ようやく故郷と同じ日光市の山で独り立ちです。たくましい大木になって、毎年多くの子ども(どんぐり)を生んでほしいですね!
絶好の植樹日和の天候の中、多くの仲間と共に植樹活動ができ、嬉しく思います。今回植樹した場所は、 もとは松木村という村でしたが、鉱毒ガスと山火事により樹木が失われてしまったそうです。人の手で失われた自然取り戻すため、 この活動を継続していくとともに、さらに多くの人に足尾を訪れてもらいたいと強く思いました。
6月23日:CRT栃木放送の生番組で・・・
当団体の活動紹介を行いました。
この度、私どもの活動紹介のためにお時間をいただきありがとうございます。 地域の活性化そして、次代を支える皆様のために今後ともに精進して参ります。 ご尽力いただきました皆々様に、この場をお借りして心より深く感謝申し上げます。
6月28日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin東北
東北を代表する宮城県仙台市栗生小学校で記念植樹を行いました。
記念植樹を行った栗生小学校は、仙台市の中でも率先してビオトープ(観察の森くりりん)を学校教育に取り入れている素晴らしい小学校です。「観て触れて感じる。」子ども達の好奇心から生まれる感受性を形成する過程で必要な条件を含んだ小学校と言えます。自然の大切さや環境と人間が自然とどのようなかかわりを持っていけばよいのかを、考えさせてくれるビオトープ(観察の森くりりん)に、私達が宮城県の森で生まれどんぐりから育った苗木を記念植樹と言う形で植えさせていただきました。(くりりんの森の住民として新しく仲間入りさせていただきました。)
左上の写真が仙台市立栗生小学校の佐藤朗校長、右上の写真が仙台市教育局学校教育部 学びの連携推進室室長の今野孝一様です。今回の記念植樹に際して、子ども達と「どんぐりから苗木一本運動」へあたたかいメッセージを頂きました。頂いたお言葉を励みに、今後もこの活動を継続していきたいと思います。
栗生小学校の計画委員会の皆様は、事前に練習を積んで素晴らしい司会進行をしてくださいました(ありがとうございました)。急なお願いではありましたが、今回の記念植樹のために準備をしてくださったと思うと胸が熱くなりました。右上の写真は、子ども達にむけて、どんぐりの苗木を育てることで自身も成長してほしいと挨拶をする柴田代表です。
みちのく・宮城県の寒風にも耐えてたくましく育ったミズナラの苗木を、栗生小学校の子ども達と共に植樹しました。苗木の根本に土をかける子ども達の表情は真剣そのもので、頼もしさを感じました。この苗木を仲間と共に工夫しながら育て、大人になって母校を訪れた時、また次の子ども達に「いのちを育む」体験を伝えてもらえれば幸いです。
最後に、「どんぐりから苗木一本運動記念植樹」に奥山仙台市長をはじめとした教育委員会ならび栗生小学校の関係者の皆様にご協力いただき心より深く感謝しております。(ありがとうございました。)
7月2日:復興庁の代表でもある内閣総理大臣から後援をいただきました。
第3回「学生による震災復興ビジネスコンテスト」は復興庁をはじめとした被災県が後援する事業です。
第3回「学生による震災復興ビジネスコンテスト」は、被災地等から通う学生が中心となり、全国を巻き込み被災者を救済する目的で考案されました。
企画・立案・実施に至るまで学生の力で行っております。全国の心ある有志の皆さん。
“被災地に今必要なビジネスとは?”をテーマに全国からアイデアをお待ちしております。 (ビジコン実行委員一同心よりお待ちしております。)
7月19日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin四国
香川県高松市長のご協力のもと国分寺南部小学校で記念植樹を行いました。
当団体が香川県造園建設業協会様を介して探した香川県産のどんぐりの苗木は、小学校の配慮のもと、学校正面玄関口に植樹させていただきました。(ご協力ありがとうございました。)
記念植樹を行った国分寺南部小学校は歴史のある小学校で、ボランティア活動など環境に配慮した様々な取り組みを行っている小学校です。また香川県高松市は、栃木県下野市(旧国分寺町)と歴史文化交流都市として交流があり、今年も下野市に国分寺南部小学校の子ども達が訪れ、歴史文化交流を行うそうです。
高松市の教育長からいただいた「どんぐりから苗木一本国民運動」への暖かいメッセージ披露に続き、校長先生から小学校を代表して感謝の言葉をいただきました。
小学校の生徒を代表して児童会役員のメンバーが集まってくれました。夏休みに入っているのにもかかわらず記念植樹に参加してくれました。
最後に児童会役員代表の生徒が、香川県で生まれ育った苗木を後世に至るまで大切に育ててくれることを約束してくれました。(宜しくお願い致します。)
この度は、香川県高松市長様をはじめとした関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
7月23日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin関西
兵庫県神戸市長のご協力のもと神戸市立あづま幼稚園で記念植樹を行いました。
当団体が兵庫県造園建設業協会様を介して探した兵庫県産のどんぐりの苗木は、幼稚園の配慮のもと、地域の子ども達にも見てもらえる公園と隣接している校庭に植樹させていただきました。(ご協力ありがとうございました。)
神戸市立あずま幼稚園は、今年で開園61年目を迎える歴史ある幼稚園です。今では、神戸市内の繁華街にある幼稚園となってしまったが、一昔前には、閑静な地域であった。三宮駅から徒歩圏内にあり、阪神淡路大震災の時に大きな被害を被った地域でもあった。その爪あとが今も尚、幼稚園の表札として園長室に残っている。
震災復興後、急速に発展してきた町並みは緑も少なく園児達の目には都会の雑沓を映し出している。そんな幼稚園だが、園児達のために努力を惜しまない幼稚園である。例えば、限られたスペースの中にビオトープスペースを作り、緑や生き物の生態系を感じる工夫をこらしている。など。
園長先生のお話では、教職員一人ひとりが園児達のために、創意工夫をこらした授業を欠かさないと言う。園児一人ひとりの個性特性を生かし、遊びを通して学び、自然とともに生きる力の大切さを教授して行くと言う素晴らしい幼稚園である。
最後に園児代表からお礼の言葉をいただきました。
この度は、兵庫県神戸市長様をはじめとした関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
8月11日:「どんぐりから苗木1本運動 World Caravan in Saipan」を実施しました。
マリアナ政府が「どんぐりから苗木一本運動」に参加表明!
マリアナ政府の代表として、政府観光局長 PERRY J.P.TENORIO氏ならびPDI.TOMIE氏のご協力の下、マリアナ政府が全面的に当団体の活動にご協力いただけることが決定いたしました。
北緯15度15'東経145度45'で、面積は122km、人口58,000人。サイパン島を含む北マリアナ諸島は、小笠原諸島の南方、世界で最も深いマリアナ海溝の近くに位置する。透き通った海水とサンゴ礁(ラグーン)に囲まれたリゾート地で、日本から最も近い英語圏である。付属島としてマニャガハ島がある。サイパン島の北にはファラリョン・デ・メディニラ島、南にはサイパン海峡を挟んでテニアン島 (Tinian) 、ロタ島 (Rota) がある。無人島マニャガハ島には、今もなお戦後の爪あとが至る所に残っており、自然と軍艦の残骸などが不自然な演出を醸し出している。そんなサイパン島には、短大がひとつだけある。約1300人の学生が通う短大は、観光学部・教育学部・海洋学部などに分かれている。ほとんどの学生は、卒業後アメリカ本土に渡り就職をし、家族を作って地元に戻る人も多いという。近隣の離島では、生きるために人々は木々を刈り、薪や生活の物資として活用している。しかし、木々を刈った後の木々の再生活動には力を入れておらず、木々がなくなると近隣の島々へ移り住むという。これは、遊牧民と変わらない生活を送っているということだ。私達は、生活のために木々を必要とするのならば、木々を刈るとともに再生させる行動が必要なのではないだろうかと、政府に申し出を行った。私達が行っている循環植樹活動(どんぐりから苗木一本運動)では、時間とともに侵食されていく生活圏を保護するとともに、“次代の生きる糧をともに育て、ともに歩もう”と言う、その考え方に政府も共感し、協力を約束してくれた。
私達は、軍艦の残骸や機銃などが波際に漂う澄み切った海で、珊瑚の植樹を行ってきました。
戦後60猶予年、あなた方の愛している人々は、今も元気で過ごしていますか?あなた方の生まれ育った環境は変わりはないですか?四季折々の豊かな自然に包まれ、走り回っていた子どもの頃の想いでは、あなたの心に残っていますか?家族で過ごした楽しいひと時の想いでは、あなたの今に何を与えてくれていますか?
宗教や人種差別など様々な理由はあっても、世界各国で今もなお起き続けている紛争問題。其々が生まれ育ってきた環境によってイデオロギーは異なるものの、生きるもの全てが、森羅万象、宇宙の片隅にある惑星、地球(ガイヤ)に大自然とともに生かされていることを我々は忘れてはならない。
あなたは運命を信じますか?我々は運命共同体である地球とともに生きています。 その地球が温暖化や様々な事由により危機的な状況を迎えています。(IPCC参照) あなたなら、人生の残された限りある時間をどのように過ごしますか? アクションを起こすも、起こさないもあなた次第です。
破壊された大砲が残る要塞跡。そして近隣の小学校。
この度は、マリアナ政府および関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
8月15日〜:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンの周知と苗木募金を行いました。
私達が全国展開している「どんぐりから苗木一本運動」の応援団として、栃木県から「とちまるくん」そして宇都宮市から「ミヤリーちゃん」が、ララスクエアに駆けつけてくれました。
私達の活動も早20年(NPO法人としては10年)を迎え、環境立県栃木、環境立国日本をPRすべく全国キャラバンを展開しています。全国キャラバンは国内に止まらず海外まで活動範囲を広げている。
全国の次代を築く有志や学生達が中心となり私達の活動を支えている。
どんぐりラジオの講演の中で柴田代表は、私達が「どんぐりから苗木一本運動」を提唱するのも、世界規模で問題視されている地球温暖化や森林伐採などによる様々な弊害が起きている事実を伝えた。
生きるために森林を伐採するのならば、生きるために森林を創らなくてはならない。そして、次代の担い手も同時に創育しなくてはならない。
行政の後押しで、栃木県のゆるキャラ「とちまるくん」と宇都宮市のゆるキャラ「ミヤリーちゃん」が応援に来てくれました。
森羅万象、万物創生(造語)の営みを壊すものは、万物創生によって滅びうる。
IPCC・WHOを参照するべし。
8月30日:CRT栃木放送局で「第3回:小学生どんぐりレポーター講座」を開催しました。
募集定員を超えるご応募がございました。(抽選にもれてしまった皆様、申し訳ございませんでした。)
現代社会には日々さまざまな情報が飛び交っていますが、誤った情報も多く流出しており、多くの情報の中から自ら正しい情報を取捨選択しなければなりません。そのような現代に生きる私たちに必要とされているのは、いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する「生きる力」でです。この「生きる力」については文部科学省が提示している新しい学習指導要領においても提唱されています 「どんぐりレポーター養成講座」は、「生きる力」のうち主体的に学ぶことや情報を取捨選択する力及び、相手に的確に自分の意志を伝えるコミュニケーション能力の養成を目的とし、当団体が毎年開講している講座です。今年は、子ども達一人ひとりが、環境について関心をもったことについて調査し、その上で感じた伝えたいことをラジオ番組の形式で発信しました。
本物のスタジオのマイクの前に座った子ども達。気分はすっかりラジオパーソナリティです。緊張の表情を浮かべる子もいましたが、一人ひとり作った原稿を心をこめて読むことができました。
いいラジオ番組を作るためには、そのための準備が欠かせません。左上の写真はラジオ番組の原稿を作成する子ども達。分かりやすい文章にするにはどのような表現を選べばいいのか考え、何度も推敲する姿が印象的でした。右上の写真は昔ながらのラジオを目にする子ども達。ラジオを聴く機会は車の中のみ、という子が大半で、とても珍しそうに見入っていました。
普段は決して入ることができないラジオ局の収録室を、特別に見学させてもらいました。子ども達は初めて見る大きな機械を前に、笑顔を輝かせながら音量調節をしたり、スタジオと会話をしたりしていました。今回はCRT栃木放送様に全面的なご協力を賜り、ラジオ番組作り体験を行うことができました。本当にありがとうございました。来年度も多くの皆さんの参加をお待ちしております。
9月8日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin中国地方(山口県)
山口県宇部市市長のご協力のもと宇部市立西岐波小学校で記念植樹を行いました。
日本の総理大臣排出県1位の山口県。この度、どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin中国地方(山口県)では、現、山口県知事の出身校でもある小学校で行いました。校長先生のお話によると、漁港等もある小学校にもかかわらず、地域が一丸となって子ども達や地域のために活動を行っている素晴らしい地域だとお聞かせいただきました。その中でも印象に残ったことは、地域のお父さん達が「おやじ団」なる組織を形成し、地域の社会形成に大きく寄与している。
西岐波小学校のめざす児童像は「よく考える子」「素直な子」「よく働く子」「元気な子」の4つ。実際、どの児童にも健全な精神を感じ取るとることができました。そんな西岐波小学校の校長先生から、児童と私たちに向けて暖かいメッセージを頂きました。
なんと、西岐波小学校では教頭先生による記念植樹のための手作りスコップが用意されていました。それは、西岐波小学校の環境保全への関心が強いことを示すと同時に、この「どんぐりから苗木一本運動全国キャラバン」をいかに大切に思ってくれているかを表しているのではないでしょうか。
記念植樹に参加してくれたこどもたちから歌のプレゼントをいただきました。サプライズだったので、驚きと共に胸がじんわりと暖かくなりました。
最後に、当団体が手作りした足尾の緑の再生を描いた絵本を、西岐波小学校にプレゼントしました。この度は、宇部市長様をはじめとした関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
9月9日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin九州地方(熊本県)
世界でも有名な「くまモン」が、どんぐりから苗木一本運動の応援団として、私達のために駆けつけてくれました。
九州本島の中央部に位置している熊本県。その中でも今回記念植樹をさせていただいた熊本市は、市域の70万人超の人口を支えるすべて地下水でまかなわれている世界でも稀有な都市です。どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin九州(熊本県)は、そんな土地柄の熊本市立田迎西小学校にて行われました。
なんと、私達からのサプライズ(熊本県のご協力の下、くまモンが私達の応援団として記念植樹にご参加くださったとこ。)に田迎西小学校の児童たちも、くまモンに会えて大興奮でした。
実は、この田迎西小学校にも「にしべえ」というゆるキャラが存在します(左上の写真中央やや右)。にしべえはこの小学校の生徒たちが考案したゆるキャラで、保護者の皆様のご尽力もあって誕生しました!
左上の写真は、苗木に土をかける校長先生と柴田代表です。右上の写真は柴田代表と、仲良く植樹を行うくまモンの一枚です。当団体の歴史に残る記念植樹となりました。
この日はマスコミが押し寄せ、テレビ熊本(フジテレビ系)を初めとした各社のテレビカメラが、どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin九州の模様を子ども達の笑顔とともに撮影していました。
この苗木は子どもたちを見守り、そしてともに成長していきます。田迎西小学校の児童さんが、どんぐりの大木のように立派な大人となり、母校に回帰した際に苗木と自らの成長を誇りに思ってくれることを願っております。
くまモンも、にしべえも自らスコップを握り記念植樹に参加してくれています。くまモンはなかなか力もちのようです。
記念植樹に参加してくれた子供たちから歌のプレゼントがありました。笑顔いっぱいに歌を歌っている子供たちを見て、この子たちがいつまでも笑顔を忘れないような社会を作っていきたい、その思いが一層強まりました。
最後に田迎西小の子供たちに絵本の贈呈をしました。今回の記念植樹でどんぐりから苗木一本運動全国キャラバンの手応えは確信に変わりました。残すは東海地方のみです。
この度は熊本県をはじめとした、熊本市教育委員会関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
9月10日:どんぐりから苗木一本国民運動全国キャラバンin九州地方(長崎県)
戦争の爪痕として残された被爆木クスノキ(天然記念物)の種子から苗木を育てている長崎原爆資料館に御伺い致しました。
昭和20(1945)年、戦争の早期終結を望んだ敵対国が広島と長崎に原爆を投下しました。当時、長崎市中心にあった山王神社のクスノキは、 原爆の爆風と共に枝葉は焼き尽くされ、丸焦げた枯れ木だけが残っていました。しかし数年後、自らの力で生き返り、樹勢を盛り返しはじめました。 その姿は、原爆によって「70年は草木も生えない(足尾銅山鉱毒事件と重なります。)」といわれた土地に住む人々に希望と勇気を与えました。 そして、長崎にとって大切な樹木として、市の天然記念物に指定されています。そのことから、後世に原爆や戦争の恐ろしさを伝えるために、長崎県内の有志によって育てられている「種子から苗木一本運動」を実施されている 長崎原爆資料館の職員方々や山王神社宮司さんのご協力のもと被爆木「天然記念物(クスノキ)2世」の苗を寄贈していただきました。
長崎市に原爆が投下された日、爆心地からおよそ800メートルに位置する山王神社も被爆しました。残ったのは一本柱となった鳥居と、熱線によって裸同然となったクスノキのみでした。しかし、そのクスノキは驚異的な生命力により緑を取り戻し、現在では見上げるような大木として神社にそびえたっています。
山王神社神主さまも私たちのどんぐりから苗木一本運動に共感し、このたび、山王神社にて記念植樹が決定しました!!今回の記念植樹が決定したことは、私たちの過去の実績が世に認められてきていることの証明でもあります。これを契機として、どんぐりから苗木一本運動をより全国各地に広めていくため、励んでまいります。
原爆記念館にも記されている被爆木(クスノキ)をひと目観ようと、非核三原則に加盟している各国の人々はもとから、全世界の観光客が山王神社には訪れるという。その山王神社境内参道に柴田代表は年内にも訪れ、「どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin長崎」と題して、愛と世界平和(LOVE&PEACE)に願いを込めて”世界の子ども達や動植物の未来が自然とともに永久に実り続きますように”と言う願いから記念植樹を行います。
この度は、被爆木2世(被爆木の子ども)をご提供頂きました長崎原爆資料館様、山王神社様をはじめとした関係者様各位に心より深く感謝申し上げます。
9月20日:長崎原爆記念館から団体に寄贈された被爆木2世をどんぐり畑に植えました。
長崎県から届けられた、被爆木から生まれたクスノキ2世
長崎県にある長崎原爆資料館から“愛と平和の”「どんぐりから苗木一本運動」を全国展開している、NPO法人 とちぎ生涯学習研究会へ寄贈された「被爆クスノキ」は、長崎に投下された原子爆弾の爆心地から、わずか800メートルほど離れた場所にある、山王神社の境内に生い茂る、樹齢500年〜600年ほどになる大楠(オオクスノキ)の種子から、人々の手によって、一本一本丁寧に育てられた苗木である。大楠(オオクスノキ)は、(1945年 )昭和20年8月9日午前11時02分、原子爆弾の投下で強烈な熱線とすさまじい爆風のため木肌を焼かれ、枝葉が吹き飛ばされ丸裸となり、一時は枯死寸前を思わせたが、自からの生命力により、その後奇跡的に息を吹き返しました。この時、町の人々は、被爆したクスノキから「生きる力」の尊さを学びました。被爆したクスノキは、その後、生命の力強さから人々を勇気づけ、現在は平和の象徴として、長崎県の天然記念物となり、地域の人々を見守っています。
青空の下たくましくそびえ立つ巨木。山王神社の被爆クスノキです。原爆にも耐え抜いたクスノキのDNAを受け継いだ苗木が、この度どんぐり畑に仲間入りしました。まだか細い苗木ですが、成木は20mから30mにもなるそうです。暖かく成長を見守っていきたいと思います。
長崎から届けられた“愛と平和のメッセージ”被爆木2世(クスノキ)は、当団体の運営するアフタースクール寺子屋の子ども達によってどんぐり畑に植樹されました。子ども達は事前授業で、被爆クスノキと植物の生命力について学びました。
左上の写真は、お集まり頂いた方々に挨拶をする柴田代表です。そして右上の写真は、クスノキの苗木に土をかける柴田代表と、どんぐり畑をお貸し頂いている株式会社清水造園の清水社長です。清水造園様にはどんぐりの苗木達に加え、被爆クスノキ2世の成長も、見守って頂けることになりました(ありがとうございます。)
全国で展開中の「どんぐりから苗木一本運動」発祥の地・どんぐり畑に被爆クスノキの子どもを迎えることができ、本当に嬉しく思います。非核3原則に基づいた考え方を提唱するべく、核による悲劇を二度と繰り返さぬよう、被爆クスノキ2世をシンボルとして、どんぐり畑で育てることで、どんぐりから苗木一本運動発祥の地から全国の次代を担う子ども達に向けて情報を発信していきたいと思います。この度は、長崎原爆資料館様をはじめとした関係者様各位に心より深く感謝申し上げます。
9月22日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin北陸地方(富山県)
富山市立大広田小学校記念植樹を行いました。
県のおよそ3分の1を占める富山市。南東は雄大な北アルプス立山連峰が一望でき、北部には豊富な魚介類の宝庫である富山湾が広がっています。今回の全国キャラバンin北陸はそんな土地にある大広田小学校にて幕をあけました。
2006年に新校舎となった大広田小学校は市内でも新しい学校で、環境に対する関心も強いと聞きます。校長先生のお話によると、保護者の方も積極的に行事等に参加してくれるそうで、地域が一丸となっている素晴らしい学校です。
大広田小学校では学年によっては卒業記念として学校に苗木を植える習慣があり、校庭のあちこちに苗木が植えられていました。植えられているのはどこも日当たりの良い場所で、今回の記念植樹で植える苗木にもたくさんの光が照らされていました。
天気もよく、秋の訪れを感じさせる風が吹く中、式典は行われました。今回記念植樹に参加してくれたのは飼育栽培委員会に所属する児童たちでした。どの児童にも学校の代表としての「責任感」が感じられました。この記念植樹が自身の成長の1ページとなってくれることを心より願います。
最後に児童からお礼の言葉をいただきました。苗木が成長し、そして一本の大木となるように、大広田小学校の子供たちが立派な大人に成長することを切に願います。
この度は富山県をはじめとした、富山市立大広田小学校様ならびに関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
9月22日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンin北陸地方(石川県)
金沢市立夕日寺小学校記念植樹を行いました。
加賀百万石として栄えた金沢市。数々の伝統が残るこの町には、日本三名園の一つとして有名な兼六園があります。今回の記念植樹はそんな土地の夕日寺小学校で行われました。
140年の歴史をもちながらも、平成17年に新校舎となった夕日寺小学校は全国に先駆けてビオトープが設置されたという経緯があります。またユネスコスクール加盟校でもあり、ユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校を目指しています。
校庭を横切りながら直進すると、緑が生い茂るビオトープが見えてきます。苗木はその一角に植えられており、晴れやかな空模様のもと式典は行われました。式典に参加してくれたのはビオトープ係に所属する児童たちで、夕日寺小学校の目指す児童像「ゆたかな心をもつ子」「うんどう大好き元気な子」「ひたむきに学ぶ子」を感じさせるような子どもたちでした。
校長先生のお話によると、このビオトープは保護者や地域の方々によって整備されており、子供たちも総合的な学習の時間を使ってビオトープについて学び、環境維持に努めているそうです。
この度は、金沢市学校教育委員会の代表として西川様にもご臨席を賜りました。
この苗木は長い年月を経て大きな木へと成長していきます。夕日寺小学校の子供たちも、このどんぐりの苗木のように強くたくましく成長していくことを我々一同、心より願っております。
式典の最後には夕日寺小学校の子どもからお礼の言葉をいただきました。このどんぐりから苗木一本運動は北陸地方を終え、残すは東海地方のみとなりました。これまでにご協力をくださった数々の小学校のみなさまの期待に応えるため、より一層励んで参ります。
この度は石川県をはじめとした、石川県造園業協同組合様ならび金沢市教育委員会関係者各位様に心より深く感謝申し上げます。
10月8日:子ども達の笑顔とともに沖縄県と北海道から暖かいメッセージが届きました。
「どんぐりから苗木一本運動全国キャラバン」で記念植樹を行った各地から・・・
日本最北端の動物園、北海道旭川市の旭山動物園から苗木の生育状況についてお手紙をいただきました。そして、日本最南端の沖縄県石垣市からは、大本小学校に植樹した苗木からどんぐりの実がなったという喜びのメッセージを子ども達の笑顔とともにいただきました。
お手紙やメッセージをいただいた全国の皆さんご協力ありがとうございます。これからも皆さんの暖かいメッセージを胸にがんばって参ります。必ず皆さんの下へ再びお伺いさせていただきます。
10月18日:“秋の紅葉”世界遺産をめぐる「親子でどんぐりハイクin奥日光」
多くの親子連れが力あわせてどんぐりを探しました。
さわやかな秋晴れの下、今年で第6回目となる「世界遺産の日光で『紅葉・どんぐり探しハイク』」を開催いたしました。イベントの開催地である日光市赤沼では、元気いっぱいの子ども達が”あるもの”を夢中にさがしています。その”あるもの”とはどんぐりです。どんぐりは昔から、おもちゃや 動物たちの食料として、子ども達の身近に存在していました。ここで拾ったどんぐりは、人の手によって苗木にまで育て、かつて鉱毒事件のあった土地である日光市足尾に植えられます。現地で拾ったどんぐりから育てた苗木は、生態系にも影響を及ぼすこともありません。環境にも配慮した緑化を実現するため、この循環型植樹活動を広めていくことが私たちの使命の一つです。
どんぐりを見つけるプロセスには、「どうすればたくさん見つけられるか?」「どんな場所に落ちているか?」といった思考が欠かせません。そのような問題に直面しながらも、その壁を乗り越えたとき、きっと子ども達は大きく成長できるはずです。
どんぐりを見つけるプロセスには、「どうすればたくさん見つけられるか?」「どんな場所に落ちているか?」といった思考が欠かせません。そのような問題に直面しながらも、その壁を乗り越えたとき、きっと子ども達は大きく成長できるはずです。
保護者の方からも、「レクリエーションを通して、環境について分かりやすく学ぶことができて良かった」という声や、「たくさん歩くことができて楽しかった」という声があがりました。普段は触れ合う機会の少ない自然の中で、親子で一緒にどんぐりを拾うことで、親子の絆が深まったように感じました。
天気にも恵まれ、紅葉を楽しみながらどんぐりを拾うことができました。今年はどんぐりが少なかったものの、子ども達は落ち葉で隠れたどんぐりを、一生懸命探していました。ここから「どんぐりから苗木一本運動」の新たな一歩が始まります。今回拾ったどんぐりが苗木にまで成長し、日光市足尾へ植樹されるまで、子ども達と一緒に育てていきたいです。
10月31日:どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンファイナルin東海地方(静岡県)
日本を代表する霊峰富士山のふもと、富士市で記念植樹を行いました。
当日は生憎の雨にもかかわらず、天間小学校の元気いっぱい1年生の児童61名と教育委員会ならび学校関係者の方々が多数ご参加いただきました。
どんぐりから苗木一本運動全国キャラバンは、ファイナルと言う事もあり、日本テレビ系列のだいいちテレビさんやテレビ朝日さん、静岡新聞さんなど合計6社ものマスコミが押し寄せました。
「どんぐりから苗木一本運動全国キャラバン終結」そして始動。
全国キャラバン始動後わずか一年足らずで、北は北海道から、南は九州、沖縄まで、全国各地方を周り、多くの子ども達とともに記念植樹を行って参りました。国内16箇所・海外3箇所と、日本全地方制覇後、これからは海外を中心に「どんぐりから苗木一本運動 WORLD CARAVAN」始動と言う形で、国内外を周って参ります。今後ともに当団体へのご支援ならび、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。
そして最後に、「どんぐりから苗木一本運動記念植樹」に富士市長をはじめとした教育委員会ならび天間小学校の関係者の皆様にご協力いただき心より深く感謝しております。(ありがとうございました。)
この度訪問させていただきましたのは静岡県富士市立天間小学校です。まわりは豊かな水田に囲まれ、校舎の北側には富士山を望むことのできる自然豊かな小学校です。 そんな良い環境で育った子ども達は元気いっぱいで、気持ちのいい挨拶で出迎えてくれました。
記念式典は天間小学校の玄関にてとりおこなわれました。その場に収まりきらないほどの児童が参加し、隣に座っている友達と肩を寄せ合いながら校長先生のお話を真剣に聴いている様子が印象的です。校長先生が子供たちに伝えたメッセージは「成長」、植樹されたどんぐりの木が大きく立派に成長するように、子供たちも強くたくましく育ってほしいという願いが込められています。また、天間小学校は英語教育に力をいれている学校であり、子供たちの積極性やコミュニケーション能力の向上を図っているとお聞きしました。「力いっぱいがんばる」という校訓の下、常に笑顔を絶やさず、あいさつを忘れない、そんな素敵な児童ばかりでした。
校長先生と柴田代表、児童たちが植え付けをしている様子です。どんぐりの木は小学校の正門を越えてすぐ、左手側に見える土地の一角に植えました。その前を通る度に子供たちが今回の記念植樹を思い出し、どんぐりの成長を見守ってくれることを願います。
「大きくなぁれ!大きくなぁれ!」という児童全員のかけ声のなかで6名の代表児童がスコップを手に取り、土をかけました。6つの小さなスコップが協力して一つの作業を成し遂げる、それはまるで小さな成長の積み重ねが、大きな成長へとつながるどんぐりの木を表しているようだと感じました。天間小の児童たちがお互いを支えあい、力を合わせて困難に立ち向かっていくことで、どんぐりの木のように強くたくましく成長していくことを願います。
また、当団体からは絵本の贈呈も行いました。世界遺産を有する日光市足尾が舞台の作品であり、環境保全の大切さを訴えるとともに人間と動物と植物が共生できる、そんな緑豊かな環境があることの素晴らしさを伝える内容です。児童達は真剣に当団体スタッフの話に耳を傾け、興味津々な様子でした。
記念植樹後、児童代表2名が感謝の意を述べてくれました。本事業に参加された1年生児童の成長と共に苗木も成長し、やがて苗木にはどんぐりが実ります。そのどんぐりを囲みながら過去の思い出を振り返り、これからの未来に思いを馳せる、そんな児童同士のコミュニケーションの機会の創出にも一役買うことになるでしょう。
全国キャラバンファイナルということもあり、メディアからの取材も多々受けました。本事業の様子は、当日と翌日の朝日テレビや日本テレビ系列の番組で流れ、翌日の新聞各社で紹介され、静岡県内の皆様に広く知っていただけたのではないかと思います。国内での記念植樹の活動はひと段落しましたが、今後も海外に目を向け全世界に「どんぐりから苗木一本運動」を展開していきます。
最後に記念撮影を行いました。あいにくの雨模様でしたが、記念式典を始める頃には雨も上がり、残念ながら富士山を眺めることができませんでしたが、児童達の笑顔が光り輝いてる姿をみて、私達も元気をもらえました。この元気いっぱいの子どもたちと共に、どんぐりの苗木も力強く富士市の大地に根をはって、大きく育って欲しいと思いました。
11月28日:どんぐりから苗木一本運動 WORLD CARAVAN in Nagasaki
世界平和の願いを込めて、原子爆弾投下の地、長崎市で記念植樹を行いました。
世界で日々巻き起こる争いごとや社会問題は何故起きるのでしょうか? 人類のエゴによる社会形成そして環境破壊が、生きるもの全てを苦しませています。成果主義から生まれる差別問題や主義主張が、限りある自然を破壊し、森や水を地球上からなくそうとしています。 自然豊かな森や水そして、それらによって生きる場を形成する人類と動植物は、近い将来どのようになってしまうのだろうか。地球上は人類に支配され、固有種の動植物との共生が難しいと言われています。それらに伴い、新種のウイルスが生まれ人類を脅かそうとしています。何れにせよ、絶滅するものは、判断を誤った指導者であり、社会的、そして自然界の弱者であることを私達は忘れてはならない。
時は遡り、第二次世界大戦終盤、1945(昭和20)年8月6日、広島に人類史上 初めて、原子爆弾が投下された。8月8日にはソ連が参戦し、翌日8月9日長崎に2発目の原爆が投下された。長崎への原爆投下は、最初の攻撃目標の小倉が雲で視界が悪いために、原爆搭載機が急遽長崎に移動したものだった。午前11時02分、長崎上空9600メートルで2つ目の原爆が投下された。この一発の兵器により当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約14万9千人が死没、建物は約36%が全焼または全半壊した。
人々が二度と同じ過ちを繰り返さないために、平和の象徴でもある「みどり」を私達はこれからも全世界に植えていきます。それは人工的な建造物とは違い、人類が生を受ける前から地球上に存在し、そして生きるもの全てを潤おし続けた生命体のひとつであり、時にどんぐりの木(みどり)は、生きるものの住まいや食料となり、生き物の甦生に欠かせないものであるからです。
今回ご協力をして下さった川平小学校は、創立138周年を迎えた歴史と伝統のある小学校です。当日は長崎市教育委員会学校教育課の方からおもお話がありましたが、川平小学校は長崎市で唯一校内にビオトープが整備されており、非常に環境教育に力を入れている学校だそうです。
見渡す限り豊かな自然に囲まれている学校近辺ですが、この地域は高齢化が課題になっているそうです。代表からは、「子どもたち一人一人がその土地を誰より知っている地域の宝のどんぐりである。例え地元である川平を出たとしてもいつかこの土地に戻り、生まれ育った地域をよりよくするために豊かな大木となって欲しい。」とお話しました。今回の植樹が、地域の魅力を見直し、愛着を持つひとつの思い出として記憶に残ればと思います。
まずは校長先生と当法人の代表で植樹活動を行いました。その後、各学年の代表児童に一杯一杯、大切に土をかけてもらいました。最初こそ照れくさそうなみなさんでしたが、終始笑顔で川平小学校の新しい仲間を歓迎してくれました。
「どんぐりの実がなったら、みんなでカブトムシ採って遊ぶんだ!」そう話してくれた児童がいました。豊かな自然あってこそ、多くの生き物たちと過ごせることを主体的に学んでいる姿が見受けられ、嬉しい思いです。川平小学校と地域のみなさん、大きくて立派な川平のどんぐり「どん君」を育ててくださいね!
後に、当団体より動植物と人間との共存のためには何ができるのか。そのエッセンスを詰め込んだ絵本を寄贈しました。今の自然の豊かさは、地域の方々が代々大切に引き継いできた財産です。今回の植樹をきっかけとし、その土地に住む一人一人がもう一度自然環境に対して「自分なら何ができるのか。」「どうやったらこの自然を将来できる自分の家族に託すことができるのか。」そのようなことを考えるきっかけになれば幸いです。
最後に、「どんぐりから苗木一本運動記念植樹」に長崎市長をはじめとした教育委員会ならび川平小学校の関係者の皆様にご協力いただき心より深く感謝しております。(ご協力ありがとうございました。)
12月20日:「第10回:学生の力で緑を育てるための交流会in宇都宮」開催
交流会では今年も100名を越える参加者にご参加いただきました。また一部では、東京大学・筑波大学・自治医科大学・獨協医科大学の関係者のご協力の下「住民を守るためのエボラ出血熱・デング熱などの勉強会」を開催しました。
勉強会では、国立感染症疾病センターの仕組みから、ウィルスに感染しない予防方法。そして、何故新種のウィルスが生まれ、人類がそのウイルスに脅威を感じているのかなど、講演は多岐にわたりました。
2014年に大きな話題となった社会問題に、エボラ出血熱などのウイルス感染症が挙げられます。世界的な流行が懸念されるエボラ出血熱は、アメリカ、スペインにまで拡大し、日本や他の先進国へ広がるのも時間の問題とも言えます。夏に日本中を震撼させたデング熱も、来年再び国内感染のおそれがあるという見解もあります。地球温暖化に始まる環境の変化によって、変異をし続けるウイルス感染症に対応し、地域住民を守るため、「『エボラ出血熱・デング熱等に関する勉強会in宇都宮』」を開催しました。宇都宮市は外資系企業が多いため海外との人の出入りも多い地域であり、それゆえにウイルス感染症に対する対策がより求められる地域です。この度の勉強会は、栃木県で初めて、行政に先駆けての開催となりました。
獨協医科大学 医学部 微生物学講座 教授 増田道明 先生 には、エボラ出血熱の国際的な感染状況と、感染を防ぐために注意すべき点について、分かりやすいお話を頂きました。エボラ出血熱(国際的にはエボラウイルス病)は、出血以外にも様々な症状があり、出血をしていないからといって安心してはならないということを学びました。当日はメディアも集まり、テレビ放送もされました。
筑波大学 医学類 環境微生物学分野 准教授 竹内薫 先生 からは、エボラウイルスも含めたウイルス全般に関しての知識と、国立感染症研究所での研究についてお話を頂きました。エボラウイルスやデングウイルスだけでなく、多くのウイルスの分類や特徴について学ぶことができ、他の二人の先生のご講演も、より理解しやすくなりました。
自治医科大学の森澤雄司先生からは、危険性が高まったデング熱への対策や、ウイルス感染症の拡大の防止についてご講演いただきました。ウイルス感染症に対しては、正しい手洗いうがいをすることや、蚊の発生を止めるためにゴミを捨てないなど、私たち一人一人が意識し普段から取り組むことが重要だということを話されていました。
当団体の発起人であり、社会や学生のために常に活動の中心となって携わってきた柴田法幸代表からもお話を頂戴致しました。代表は東日本大震災の際にも自ら陣頭指揮を執り被災地までおもむき、被災者ひとり一人に直接聞き取りを行い被災地に必要なものを瞬時に創出し周囲を圧倒させた経緯がある。福島原発からの放射能問題でも風評被害を抑制するために「正しい放射能知識講座」をプロディースするなど多彩な才能の持ち主である。 その代表が考案した、今年開催された「エボラ出欠熱・デング熱などの勉強会」では、代表が口癖のようにいつも語る「社会のために我々ができることは何なのか?」と言う発想から、今やらなければならない事のひとつとして、近い将来必ず起きるウィルス問題に対し「住民や住民が愛する子ども達を守るため」に限られた時間の中、またもや陣頭指揮を執り周囲を驚かせる勉強会を開催した。 代表は日ごろ、私達学生達に「次代を支えるのは君達だ。」だから正しい知識を持ち正しい行いをしなくてはならない。と語る。時には間違った行動をと周囲に誤解されることもあるが、正義感あふれる代表の行動は、社会通念に照らし合わせても理解しがたい行動や事件を起こした者に対しては厳しく接することもあるが、本当に私達の事を考えてくれるテレビドラマに出てくるような、どこか懐かしい「本物のおやじ」って感じです。(すみません。) 「大学や社会の間違いを正し、正義を貫く男」それが柴田法幸代表です。その代表が、なぜ環境を守ることが必要なのか、そのためには何をしなければいけないのか。「どんぐりから苗木一本運動やアフタースクール寺子屋の考案者」が本事業に参加してくださった学生たちがわかりやすいよう、ご説明してくださいました。(これからもよろしくお願いします。)学生有志より
東日本大震災が起きてからもうすぐ4年が経とうとしています。そんな中、当団体では復興ビジネスコンテストを毎年実施しております。それに加えて今年は、早稲田大学公認サークルであり、震災復興活動をしている東京ブランチさんをゲストにお招きし、遠くからでもできる支援のあり方や、被災地の現状に関してお話してくださいました。また、宇都宮大学ジャズサークルさんも素敵な演奏をして下さり、会を盛り上げてくださいました。
交流会参加費の中から、参加者お一人につき500円を苗木代として徴収しております。 この苗木代を寄付金として、参加者の前で直接「社団法人栃木県造園建設業協会会長」 「NPO法人足尾に緑を育てる会」様に寄付させていただきました。荒れ果てた足尾の山に少しでも緑が取り戻り、豊かな環境を、次代を担う子ども達にバトンタッチさえることを願います。
今年もライトアップされた峰ヶ丘講堂に全国から100名以上のる学生が集結しました。立食形式で行われた交流会では、環境問題などに対する意見交換を行いました。we are the world の大合唱で幕引きとなった交流会、多くの参加者から「また来年も来たい!」との声をいただきました。 大変嬉しい限りです。来年も今年同様に12月第2週に行う予定です。またのお越しをお待ちしております。 また、今回のイベントを通して少しでも環境問題に対して意識が変わったかた、いると思います。 是非とも、来年の4・5月に行われる植樹活動にもご参加ください。また会えるのを心待ちにしております。